ラオス・タイ旅行 1日目(3)
2011-11-01(Tue) 22:27
タイからラオスに入って、急に道が悪くなった。バスの揺れが大きくなり、やっぱり経済的な格差があるんだなーと実感。それから右側通行になった。タイは日本と同じだったので、おんなじバスのおんなじ席なのに風景が変わって不思議な感覚でした。国境を抜けた直後の風景
でもそんな些細な変化にはすぐ慣れてしまい、ウトウトして、そして起きたらなんとなく街が近い雰囲気。そしてでかくて茶色く濁った大河が見えました。おおこれぞメコン川!河口付近でも無いのに川幅がとてつもなく広い!
海じゃない。川です
そして橋を渡ったらすぐそこがパクセーの街だ。バスターミナルで降りると早速タクシーの客引きが寄って来る。街の中心部まで60バーツだという。全く相場はわからないけれど、さっきまで乗ってた国際バスが200バーツなのにそれは高すぎるだろうと思い、乗らなかった。まだラオスの通貨に両替もしてないし。
で、歩いて行ける距離の市場に向かうことにした。チャムパーサックへ向かうソンテウもここから出るらしい。ここはラオスでも最大の規模の市場らしい。確かに食料品も衣類も雑貨も電気製品もなんでも売っていた。時間さえあるなら、丸一日ここにいても退屈しなさそうだ。
市場っぽくないところの写真しか撮ってなかった・・・
市場の端にあるソンテウが集まるエリアに行くと、「チャムパーサックへ行くのか?」と何度か声をかけられる。このオッサンはミニバスの運転手らしかった。安いソンテウで行くつもりだったけど、試しに値段を聞いてみたら200000キップだと言う。もはや数字が大きすぎてよくわからん。日本円ではおよそ2千円くらいだからかなり高いのは間違いなさそう。で、ソンテウの値段は20000。桁が違うやん。
ソンテウの運転手に出発時間と値段を確認して、銀行へ両替に行った。なんせこれから行く町は相当な田舎のはずだからここを逃してしまうと日本に帰ることすらできなくなるかもしれない。ちなみにこの時点で僕は日本円以外には40ドルと200バーツくらいしか持っていなかった。
しかしなんと、ここの銀行ではドルしか両替できないと言う!はやくもピンチである。タイでバーツを仕入れておくべきだったようだが、しかしもう遅い。混乱する中、30ドルを両替した。10ドル残した理由は、自分でも良くわからない・・・。
どうなるか先行きが見えないが、とりあえず次の町へ行くことにした。ソンテウに乗り込み、出発。当然旅行者は自分ひとりで、あとは地元の人たちだ。これに2時間ほど揺られ、横から吹き込む雨に打たれ、本日の目的地チャムパーサックに到着した。
チャムパーサックへ向かうソンテウ
降りたとたん、宿屋の親父が現れる。まるで僕が来ることを知っていたかのようなすばやさだった。
つづく。
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